2010年行ったライブやイベントのまとめ。

2010年と行ってもいろいろな事情で4月からしかライブとかには行けてないい、月1回行くか行かないかなので全然少ないですが、一応記念に羅列。



というわけで、アーバンギャルドを3回見て、℃-uteちゃんに2回会って、ももクロちゃんにも2回会って、七尾旅人のライブに惚れた1年でした…。
行きたかったけどお金や学校などの都合で諦めざるを得なかったものもあるのが残念。
来年も、無理しない程度に、趣味も楽しんで生きたいなー。ふふ。
あとレポ書くなら全部書くようにしたいなー。

11/23 「帰ってきた猫たち〜路上からあこがれのステージへ〜」@代々木公園野外ステージ

(今更感ありますがメモ。)

ももいろクローバーのこの秋のツアーを締めくくるライブであり、ももクロちゃんにとって思い出の場所の代々木公園で行われたフリーライブ。
そして自分にとっては初となるももクロちゃんライブでした。


わくわくそわそわしつつ開演待ち…。後ろの方でゆっくり暴れようと全体が見える位置にいたのですが、どんどん人が増えていき、とくにハロプロと比べると若いファンが多いことにももクロちゃんの勢いを感じました。
開催されていたフリーマーケットのお客さんらしき家族連れのやじうまもちらちら。


ライブは、とにかくスピード感があって、あっという間の2時間!
ほんわかなごむネコミミ付けた寸劇から始まり、ピンキージョーンズ以降はどっと歌い踊りきる構成に圧倒されました。
まさに「ももクロちゃんといえばノンストップライブ!」という言葉通りの流れ。
思い出の場所で過去を振り返りつつ、前向きにまっすぐ未来へ進む姿勢をMCや寸劇での言葉だけじゃなくてパフォーマンスでもばっちりしめしていました。
フリーライブだとおもってナメてた私が悪かった…!って位、充実していて楽しくて、またももクロちゃんに会いたいと思うようなライブでした。


れにちゃんが最後のMCで言っていた言葉が素晴らしかったです。ファンの方への感謝の気持ちを述べた後の言葉が。

「これからももっともっと、自分の歌ってる歌詞とか、握手会とか、自分の発している言葉ひとつひとつに
 意味を込めて、みなさんに伝わるように頑張るので、応援よろしくお願いします。」

…もうね、全アイドルちゃんたちはこういう姿勢であってほしいと思っちゃうよね!
私の中でアイドルちゃんが歌うから意味のある歌詞っていうのはたくさんあるし、アイドルちゃんだからこそ言ってほしい言葉っていうのもたくさんあります。
(たとえばつんく♂さんの歌詞とか、アイドルちゃんが歌うから輝きを持つものはたくさんありますよねw)
だからこそ、発信するアイドルちゃんたちも、こういう志であってほしいと思います、本当に。
涙を堪えながら話すれにちゃんの姿に、心が震えました。


握手会はハロプロ並みの速さ!
剥がされまくりながらも、あかりんに「あかりんに会うために京都から来たよ!」とれにちゃんに「さっきのMC感動しました!!!頑張って!」を伝えました。
乾杯会はその後の予定がつっかえていたのででれませんでしたが、充実したイベントでした。
また会いたいな!

ももいろクローバーセカンドデビューツアー秋の陣〜天下を獲りにいくぜっっ!!〜@天王寺アニメイト

ももクロちゃん現場!握手会!
アニメイト店内で行われるイベントにははじめて参加したのですが、かなりスペースが限られているのできつきつですね。
かつ、一般ヲタからの視線が注がれるという公開プレイ的な面もある中での整列でした。
店舗スタッフもあんまりイベントに慣れてないのかちょっと整列が時間かかりつつもほぼ時間通りに開始。
低速さにガクブルしながら待機…。


衣装はピンキージョーンズの衣装でした。
握手は 
あーりん→れにちゃん→ももかちゃん→(バーターで来てた子2人)→かなこちゃん→しおりん→あかりん
の順番で行われました。
あまりに緊張してたので、来てたちびっ子アイドルちゃんの名前忘れてしまいました…ごめんなさいw
以下、喋ったこととか印象とかメモ。
正直喋ったことはだいたいみんな「はじめてももクロ現場来ました!」とか「大阪でぜひライブやってくださいね!」なので割愛しつつ…。

  • あーりん

ブログ見てますとか、かなりありきたりなことしか言えず…orz
髪の毛長くてつやつやで羨ましいです!ってとりあえず伝えといた。
ほんとに目が大きくて…まっすぐ見つめられてオバちゃんタジタジだよ…。

  • れにちゃん

私の前の人があーりんにがっついていたのでw、握手する前にれにちゃんとがっつり目があってしまいました…!微笑んでくれた…。
笑顔になったとき目が綺麗に三日月形になるの、いいなぁ。
涙袋に薄めだけど白いラメのライン入れてて、笑顔が更に眩しかった。
関西弁憧れるって言われたけど、ごめん、れにちゃん私は4月に関西来たばっかの新米だよ…。
でもそう言われたので勢いで「これからめっちゃ使ってきます〜」っていう謎の受け答えをしてしまった。

  • ももかちゃん

ももかちゃんの前でも、同じくありきたりなことしか言えなくて…自分のへたれ具合がやばい…。
言葉につまりつつ、とにかく会えて嬉しい、かわいい、衣装も今回面白くてしかもかわいい、と連呼しまくりましたw何このただの気持ち悪いヲタク。

  • かなこちゃん

またまたまた同じく、初ももクロです、会えて嬉しいです、めっちゃかわいい!!!の連呼…orz
ぜひ大阪でライブしたいと行ってくれたので、全力で駆けつけます!!!と答えておいた。

  • しおりん

しおりんから私のカバンについていたカピバラさんのパスケースを見て、「おっきいカピバラさんついてる、かわいい〜」と言ってくれました…ヒャア。
ノリでいやいや、しおりんのほうがカワイイよ!!と答えてしまったけど、え、ゆるキャラとしおりんは別ジャンルだろ…とあとで思い返して凹んでいました。
せめてキティちゃんとかキラキラしたキャラだったらよかったものの…。同列に扱ってしまってごめんねしおりん…。
でももう一生このパスケース使うよ!!!

  • あかりん

最後に一推しの子がくるとかもう…!!!!ヒャアア
前髪をぴょんとくくっていて、おでこ丸出しでした。キャワ
ここでやっと「新しい髪型かわいい!」と今までと違うことを言えたものの、やっぱりありきたりだよね…。
そしたらあかりんが「私が内巻きにしたら髪型おそろいですね〜」って言ってくれました…大感激。(私は茶色の内巻きボブです。)
そんで以下のような流れの会話をしたよ!ワーイ
私<あ、たしかにそうかも。なんかうれしい!
あかりん<今日は面倒だったんで巻いてないんですけどね〜w
私<いやいや、全然巻いてなくてもかわいいですよ
あかりん<ありがとうございます!
私<ほんと、きっちり毛先そろってて綺麗!
…とここでスタッフから肩を叩かれて会話終了。
こう考えると、テンパってた割にはがっついたな、私w


こんな感じ!
勢いでもう一周しかけたけど、ちょっと我慢。
写真買って帰りました。
しかし現在明日の日本橋イベントに行くか迷い中…。
改めて、本当にアイドルちゃんは顔が小さい、そして目が大きい、バランスが良いなぁと実感。
やー生きる気力もらえますな。

9/20 ℃-uteコンサートツアー2010夏秋〜ダンススペシャル!!「超占イト!!」UST配信

渋谷C.C. Lemonホールにて行われたコンサートのUstreamによる配信が行われましたね。
フルで、しかも映像もDVD並みにカットを編集したものという超太っ腹配信。
配信がアツすぎて心がたかまってしょうが無いので、感想をアップしときます。


とにかくすばらしい公演だった。
ダンススペシャルと銘打ってあるだけあって、最初から最後まで飛ばしっぱなしのセットリスト。
MC冒頭で少し行きを切らしちゃうくらい、踊って踊って踊りまくる℃-uteちゃんたち。
それでも歌はしっかり歌えていて、どんな体力とスキルを持った子たちなのかと驚いた。もしや今更かもしれないけど。
歌やダンスはもちろん、煽り方や見せ方なども確実にスキルアップしている。
まあキッズのころから考えてみればもうずいぶんと長いことステージに立っている子たちだからスキルアップしていて当たり前ではあるんだけど。
そんじょそこらのポッと出てきた歴史の浅いアイドルグループには絶対出せないパワーのある完成度の高いステージに終始釘付け。
アイドルには色んな魅力があるし、若さや初々しさ、素人っぽさを求める人がいるのも理解できる。そういうのが魅力なグループもあるし、実際私もそういう理由で好きなグループもある。(でた糞DD!)
でも、やっぱり会場に1つの世界を作り出せる、コンサートやむしろアイドルそのものをエンターテイメントとして成立させれる℃-uteというグループが私は一番好きだ!!!!と強く感じた。
これをもし、幼い頃に見ていたら本気でアイドルになろうとしてたかもしれない、と思えるくらいのパフォーマンス。
一瞬、℃-uteなら本当に幅広い年代から支持されるアイドルになれるんじゃないかな、という妄想さえしてしまうくらい素晴らしいコンサートでした。


配信は5000人以上の人が見ているときもあり、本当に多くの人が℃-uteに見入った夜だったんじゃないかなー。
こんな画期的で思い切ったプロモーションをしてくださった事務所に感謝。
今週末の大阪でのコンサートが今までより一層楽しみになってきたぞー!

最近読んだ漫画-「薔薇だって書けるよ」売野幾子

薔薇だって書けるよ―売野機子作品集

薔薇だって書けるよ―売野機子作品集

売野幾子さんの初短編集。
楽園で発表された作品と、同人誌の作品、あと描きおろしが入っています。
装丁が凝っていていいなあ。思わず手にとってしまった。
ちょっと前の少女漫画を彷彿とさせる絵柄で、やわらかな線が特徴的。
どこか切ないストーリーとよく似合う絵柄です。
(あ、表題作の薔薇だって〜は幸せいっぱいな終わり方でしたが。)
遠い日のBOYが一番のお気に入り。
現実的でいて非現実っぽいというか。謎を説明しきらないところがとても好きです。
とにかく切ない気持ちと優しい気持ちでキュンキュンしっぱなしのお話ばかり詰まっていました。
あともう少しカットや、コマ割り、空間の使い方がうまかったら、見やすくて人を惹きつける画面になるかも。
つめこみすぎでごちゃっとしているのが否めない。
でも最初の同人誌の作品からどんどん読みやすくなっていってるので、これからに期待です。
もうストーリーは非の打ち所がないので!!

関西クィア映画祭 京都会場へ行ってきました。

関西クィア映画祭2010
http://kansai-qff.org/2010/j/index.html

初京大。
夜だったうえ、西の方にしかいっていないので、学校そのものの雰囲気はあんまりわかりませんでしたが、広さにびっくりしました。東大と京大で、国立大学の予算の多くを使っているという話を昔きいたことがあるけど、それも納得の設備なんだろうな…。
西部講堂はいかにも古くからありそうな建物で、使い込まれた良い「汚さ」がありました。蓄積された学生の熱・パワーを感じる建物。
そんな場所でクィア映画祭をするということの意義は、とても大きいように思います。


私は9/10に上映された「アニー・スプリンクルのポルノの歴史」と9/11のオールナイト上映会を見に行きました。
オールナイト上映会の内容は、「パブの中」「バイセクシュアル初体験」「トランス物語に抗して」「マイ・ノーマル」とあと短編が4本。こんな特殊な映画をぎっしり見続けることはなかったので、すごい体験でした。
ざっと備忘録的に感想を。
オールナイトは、ちょっと寝ながらだったので、あやふやなところがたくさんありますw
あと、たまにネタバレがあるので、もし今後これらの作品を見る予定のある方は読まないようにしてください。

  • アニー・スプリンクルのポルノの歴史

あくまで「アニーの」ポルノの歴史、でしたw
こんなに色んなプレイをした人は、いないでしょうね、きっと。
それをこんなにポジティブ語っちゃうところが、すごい人だなあと。
上映後の講演会のほうが聞きたかったのだけれど、終電の関係でちょっとしか聴けなくて残念。
セックスワークの捉え方、というのも自分の中での今後の課題かも。

  • パブの中

カメラワークが面白かったなー。
ストーリー構成もぐるぐると人が入れ替わり、ただ一人ひとりが独白していく、というものではなかったので、舞台のような臨場感がありました。
紹介にあったように、深夜上映1発目にふさわしい、アヤシくも純粋でアダルトな世界観をもった作品でした。

  • Emilie Jouvetの短編4つ

私の中のクィア/クィア映画のイメージそのものでした。
性につきまとうタブーを笑い飛ばすように、明るくはっちゃけた作品たち。

ヘテロの女性たちが、自分のセクシャリティを疑問視し、バイセクシュアルについて知っていくというドキュメンタリー。
うーーーーーん!
なんか煮え切らないというか。けっきょく片方の女性は知らない間に元彼とヨリ戻して子供できてるし!
こういった問題には確かな答えというものは出ないのかも知れませんが、でもちょっと…。
ドキュメンタリーだからこそのあやふや感なのだろうか。

  • トランス物語に抗して

すみません、眠気が頂点に達していて、半分くらい覚えてません…。
内容も少し疑問が残るものだったかなぁ。
けっきょく、「○○らしさ」や「〜ならこうあるべき!」というものに囚われているのかな、私たちは。

  • マイ・ノーマル

オールナイトの最後に持ってきたのは正解だったなあ!
私たちにとっては非日常でアブノーマルな日常を送る女の子のお話。
なんてったって女の子たちがかっこよくって可愛いかったのがよかった。ヒヒ
けっきょく恋人とうまくいかなかったのは残念だったな。
もしかしたら、自分のノーマルだなんてほかから見たらアブノーマルかもしれませんね。


うむ。濃ゆい2日間でした。
セクシャリティについてや、ジェンダーについては、興味はあれど全然勉強が出来ていないジャンルなので、色々と考える良いきっかけになりました。(ありきたりな言い回しだな!)
ま、偏見や先入観に囚われずに、色々と吸収していきたいです。

横尾忠則全ポスター展@国立国際美術館

約800点ものポスターを一気に展示するというものすごいスケールの展覧会でした。
そもそも横尾忠則のポスターだなんてそれ自体がすごい力というか、インパクトというかを持っているのに、それを800点も見るなんて…。
まさに圧倒される感覚を覚えました。


展示の方法がとても興味深かったです。
最初に1965年の作品「TADANORIYOKOO」(首吊ってるやつ)が展示されていて、そこから60年代の作品、東京へ出てきたころの作品、ポスター廃業宣言後〜現在、そして最後の最後に高校時代など極初期の作品が展示されていました。(若干記憶に間違いがあるかもしれませnが…。)
あえて年代順じゃなくて、こうしたのだろうけど、そこにある意図がとても気になります。
横尾忠則氏と国立国際美術館の館長である建畠晢さんの講演会において、建畠さんが「展示のし方のおかげか、高校時代や初期の作品に惹かれる方がとても多いようです」とおっしゃっていたけど、まさにそういう風にならざるを得ない展示の方法だなあと思いました。
あと、一部のポスターが吊り下げて展示してあるという手法にもびっくりしました。
まっ黒い壁で囲まれた部屋に、特に宇宙的・神秘的な色合いの濃いポスターがズラーっと吊り下げて展示されている。
まるで異次元。展示室中に漂う独特の世界。どこか違う世界に飛んで行く気分が味わえました。


これだけの量の作品を見ると、作品を堪能するというより、作者自身を堪能するような感じですね。
左右対称のモチーフ、繰り返しのモチーフ、そしてドきつい色彩。ちょいちょい本人の写真が作品に入っている。などなど、どうしてこういう表現をしてるんだろう?という疑問がいろいろと湧きました。
もっと横尾さんについて調べてみたいです。